矯正用マウスピースはいつ届く?

マウスピースが届くのは
約4~6週間後!

一般的に矯正用マウスピースが手元に届くまでの期間は、初診から約4〜6週間です。この期間は、治療計画の立案から実際のマウスピース製作に至る工程を含んでおり、緻密な設計と製造に時間を要するためです。

メーカーによる違い

マウスピース矯正は使用するメーカーによって納期に差があります。有名なものでは「インビザライン」「クリアコレクト」のような海外製品の場合、オーダーから手元に届くまでに1ヶ月半~2ヶ月程度かかります。一方、国内製品や独自のサービスを提供しているクリニックでは、10日~3週間など比較的短期間でマウスピースが届きます。

届くまでに時間がかかる理由とは?

矯正用マウスピースが届くまでに時間がかかる主な理由は、大きく以下の3点に分けられます。

  • 精密な設計プロセス
    →歯型データを元に、個人に最適な治療計画を立案する必要があるため
  • 製造工程の複雑性
    →高度な技術を用いて一人ひとりに合わせたマウスピースを作成するため
  • 輸送や仕上げ作業
    →海外製品の場合、輸入に時間がかかる場合がある

これらの工程が正確であればあるほど、マウスピース矯正の治療効果が高まるため、時間がかかるのは必要不可欠なプロセスといえるでしょう。

初診~治療開始までの流れ

初診(カウンセリング・適応検査)

マウスピース矯正を始める際、まずおこなうのが初診(カウンセリング)です。初診では、専門スタッフが患者様の歯並びや悩みを丁寧にヒアリングし、問題点を把握します。その後、口内写真撮影や歯型データの取得をおこない、治療計画を立てていきます。

治療計画のご提案・ご契約

歯列のデータを用いて治療のシミュレーションをおこないます。シミュレーション結果をもとに治療期間や歯を動かす順番など治療計画を決め、患者さんにご提案します。

マウスピース製作

シミュレーションや治療計画を元に、最終的な歯並びに向けて少しずつ形が異なるマウスピースを製作します。

マウスピースのお渡し・治療開始

完成したマウスピースがクリニックに届くと、いよいよ治療がスタートします。お渡しの際には、装着方法や正しい使用方法の指導をおこないます。また、複数枚のマウスピースを一度にお渡しし、患者様自身で交換を進めるスケジュールについても説明いたします。1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換することで歯並びが少しずつ改善していきます。

矯正治療の流れについてもう少し詳しく知りたい方はこちらのページもご覧ください。
当院の矯正診療の流れ

マウスピースが
届くまでの間にできること

口腔ケアの徹底

虫歯や歯周病がある場合は先に治療をおこなう必要があります。マウスピースが届いた際にスムーズに矯正治療を始めるために、口腔ケアを徹底しましょう。マウスピース矯正中は虫歯や歯周病のリスクが高まるため、事前に口腔環境を整えておくことも重要です。

治療中の生活習慣に慣れておく

マウスピース矯正中は水分補給は水が基本となります。(着けたままジュースや熱い飲み物はNG)また、1日20時間以上マウスピースを装着する必要があるため、カフェに行ったり間食したりしにくくなります。治療中の生活習慣に慣れておく、事前に対策を考えておくなどの対策ができます。

必要なアイテムを準備する

マウスピース矯正中に便利なアイテムを先に用意しておいてもよいかもしれません。以下はマウスピース矯正中によく使われるアイテムです。(治療開始後に必要になってから買っても十分間に合います)

  • 携帯用歯ブラシ(外出時用)
  • フロス・歯間ブラシ
  • マウスウォッシュ
  • タフトブラシ(マウスピースの洗浄に便利な細いブラシ)
  • マウスピース専用の洗浄剤(清潔に保つため)

このページの監修者

私が監修しました
千葉ニュータウン中央駅前
河合歯科 矯正歯科
院長河合 友輔

当院はこれまで
1,275件の矯正治療を
手掛けてきました。

これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。

症例写真

費用補足:
治療開始前の適応検査・治療プラン提案費として、別途3,150円が必要です。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。

近隣で歯列矯正をご検討の方は
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