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鼻呼吸なのに口が開く原因
口周りの筋力の低下
寝るときに口が開いてしまう原因の一つとして「口周りの筋力が低下している」ことが考えられます。特に、頬や唇、顎の筋肉が弱いと、唇をしっかりと閉じておくことが難しくなります。普段から口呼吸をしているとこれらの筋肉が使われず、さらに筋力が低下してしまう負のループに陥ることもあります。改善には、舌や口周りの筋力を鍛える「あいうべ体操」などが効果的です。
姿勢が悪い・首や肩の筋肉がこわばっている
姿勢が悪いことや、首や肩の筋肉が緊張している状態も寝ているときに口が開く原因です。特に前かがみの姿勢や頭が前に突き出た状態では、顎や頸椎の位置が正しく保てなくなり、口元の筋肉のバランスが崩れます。その結果、口を閉じておくのが困難になりがちです。普段から正しい姿勢を意識し、ストレッチやマッサージで筋肉を和らげる工夫も重要です。
舌の位置が低い
正しい舌の位置は上あごに舌が軽く接触している状態ですが、この位置が下がっていると寝ている間に口が開きやすくなります。舌の位置を改善するためには、日中から意識して舌を上あごに保持するトレーニングを行うとよいでしょう。
歯並びが悪く口を閉じにくい
前歯が突出していたり、噛み合わせが悪いと、唇を閉じることに余計な力が必要となり、寝ている間に筋力が緩むと口が開いてしまいます。
顎の発育不全
成長期に顎の骨が十分に発育しなかった場合、大人になってからも口を閉じるにくくなることがあります。歯並びの矯正や筋トレーニングを行うことである程度の改善が望める場合もあるため、専門家に相談することをおすすめします。
口呼吸になってしまっている場合も…
普段起きている時は鼻呼吸ができていても、寝ているときは無意識に口呼吸になってしまう場合もあります。
睡眠時に口が開くことによる悪影響

虫歯や歯周病リスクが高まる
就寝時に口が開くと唾液量が減少し、口内が乾燥しやすくなります。唾液には抗菌作用があるため、分泌が減ると細菌の繁殖が進みやすくなり、結果として虫歯や歯周病のリスクが高まります。
睡眠の質が低下する場合がある
睡眠時に口が開いていると、いびきや睡眠時無呼吸症候群が発生しやすくなることがあります。これにより、睡眠が分断され、深い眠り(ノンレム睡眠)の時間が短くなります。睡眠の質が低下すると、日中の集中力や体力の低下、慢性的な疲労感に繋がる可能性もあります。
喉の乾燥や痛み(口呼吸の場合)
口が開いていると空気が直接喉を通過するため、喉が乾燥しやすくなります。その結果、喉に痛みを感じたり、炎症を引き起こしたりするリスクが高まります。また、空気中の雑菌やホコリがフィルター機能を果たす鼻を経由せずに喉に届くため、風邪やアレルギーの発症リスクも増加します。
口が開かないようにするため対策

鼻呼吸テープの使用
寝る時に口が開いてしまう人には、「鼻呼吸テープ」の使用がおすすめです。鼻呼吸テープはドラッグストアやオンラインで簡単に購入でき、特に敏感肌用や無香料タイプなど種類も豊富です。これにより、口呼吸による喉の乾燥や虫歯などのリスクも低減できます。
歯列矯正で口を閉じやすくする
根本的な原因から改善するためには、歯列矯正が有効です。歯並びが悪いと口を閉じるのが難しくなり、寝る時に口が開いてしまう原因になります。歯並びを整えることで睡眠中の口の開きや口呼吸が改善されるケースが多くあります。歯並びは見た目だけでなく体全体の健康にもつながりますので、お悩みの方は検討してみてはいかがでしょうか。
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河合歯科 矯正歯科





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